巴里のアメリカ人 / ショウほど素敵な商売はない

投稿者: | 2004年5月20日

一昨日に続き、昨日今日とDVDを1本ずつ観た。  昨日は『巴里のアメリカ人』。なんだかサイケデリックな映画だった。最後に別れの場面があるのだが、その後かなり長いミュージカルシーンを挟んだら、いきなり戻ってきてハッピーエンドになったりして、びっくりする。主演のジーン・ケリーとレスリー・キャロンのダンスがとても上手いのだが、バレエ系のダンスが多くてあまり好みでない。ジーン・ケリーのタップダンスは好きだ。しかし主演の2人よりも、友達のピアニスト役の人が気に入った。妄想の中の一人オーケストラ(オーケストラ全員がそのピアニスト役の人になっている)のシーンなんて、そのままテイ・トウワなんかのPVに使われてもおかしくないと思う。  今日は『ショウほど素敵な商売はない』。これは非常に良かった。ミュージカルのわくわく感がふんだんに散りばめられている。ドナルド・オコナーのタップダンスが、どこまで細かい拍を取るんだよというくらい早かった。名前は分からないが、長男役の人が「絵に描いたような甘い声」で笑えた。マリリン・モンローの歌は、あんまり好みじゃなかった。「パキっとしろよ!」っと思ってしまう。そうしたらマリリン・モンローである意味が無くなってしまうのだろうけど。この映画はまた観たくなるに違いない。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です