試練

投稿者: | 2004年9月9日

今日も一日歩き回った。建物の屋根の上に上がらせてもらって貴重な体験をした。

そして、業務終了後に社長をはじめとした役員の方々との飲み会がセットされていた。最初から憂鬱だったのだが、想像以上にきつかった。おそらく不憫に思ったのだろう。私の配属の課の人たちも沢山来てくれていたのに、最初にテーブルを分けられてしまう。私のいたテーブルには知らない役員の方々ばかりで、インターンシップ生は一人、目の前には社長。お酌とか、飲み会の礼儀とか全然知らないのに。最初に社長の挨拶があって、暫くしてからインターンシップ生の自己紹介タイム。そして、私は最後。一番目の人とかはみんな熱心に聴いていたのに、二番目の人から段々鍋とかつつき出して、私の番では殆ど無視。私が興味を持たせるようなこと言えなかったのが悪いのだろうが、ここは「冗談ですよ」という感じで言った発言にすら気付いてもらえなかった。自己紹介が終わった後、社長がさらにアドバイスを述べたのだが、あきらかに私の自己紹介へのダメ出しを含んでいた。何だか知らないけど泣きそうになった。当然必死に我慢したけど。偉い人たちの話を聴くのは面白かったが、礼儀とかの方が気になった。受け答え一つに試されている気がするし。大体、あの人たちは何が面白いのか分からない。インターンシップ生の中に、「僕はお笑いなんで」とか自分で言ってる真面目君がいるが、それが受けてるし。その人に「山田さんはクールですね」とか言われるし。「君の発言に醒めたんだよ」とは勿論言ってない。  

まあ、おじさん達の話を聞いているのは楽しかった。今までで一番社会体験らしい辛さだった。こんな体験も必要なんだろうな。吸収するものはあった。


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