『パッチギ!』イベント

一昨日観たばかりなのに、また行ってしまった。東京大学駒場900番講堂の『パッチギ!』上映イベント。無料で観れるばかりか、井筒監督と姜尚中氏の対談も聞けるというお得なイベント。かなり前の方に座ったのだが、フィルムの音がからからと鳴っていて、途中映像が一瞬曲がったりするような、手作り感のあるイベントだった。映画が始まる前は、授業のような雰囲気だったのだが、やはり映画が始まったら同じところで泣いてしまった。映画を泣けるかどうかで判断したりはしないが、やはり笹野高史のシーンが辛いのだ。隣りに座っていた男の人が同じシーンで眼鏡を取っていたのが少し嬉しくもあり。いい映画だ。二回目を観たことで新しい発見も色々あったし。

終わった後、グレーというよりはねずみ色といった方が近い、そこら辺から拾ってきたような事務椅子が準備されて対談開始。学生に限定したイベントということで、井筒監督が高校時代に思っていたことなどを話していた。「色々なことを知りたいと思っていた」という話には非常に共感した。テレビに出ているときのイメージから、今の若者の無知を怒るのではないかと思っていたのだが、「無知が悪いとは思わないけどね。これから知っていけばいいと思う」というようなことを言っていて、無知を責められたときの辛さも分かっている人だった。私も色々なことを知りたい。図書館の本は全部読みたい。特に色々なところに残っている差別問題や、脈々と受け継がれている政治問題について無知でいたくない。知らずにタブーに触れたりしたくないのだ。おっと、何か暑苦しいこと言い出したぞ。これも多分映画のせいだ。まあ、子どもの頃から、将来の夢は「雑学王になること」だったのだが。


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