2017年のふりかえり

久しぶりに一年をふりかえりたくなったので、blogを更新しようと思う。
今年は人生の中でも大きな変化の年だった。

父と祖父との別れ

今年の1月に父が亡くなった。
父親は昨年から闘病していて、そう長くないことは分かっていたのだが、真面目に考えなければという気持ちと、希望を捨てられない気持ちがせめぎ合っている内に、その日が来てしまった。
その点、父親は自分が居なくなった後のことをずっと考えていたのだろう。
連絡して欲しい人のリストから、家庭内LANのパスワードまで、ありとあらゆることをまとめて用意してあった。

どんな気持ちで準備していたのかと思うとつらい。
「自分がここまで思い詰めているのに、家族はのうのうとしている」と思っていたかもしれない。

唯一、救いになったのは、昨年暮れに父親に宛てて手紙を書いていたことだ。
「これこれこういうことに、とても感謝している」と伝えられたことが精神的拠り所となって、後悔の渦に飲み込まれずに済んだように思う。
父親も泣いて喜んでくれたが、自分のために書いて良かった。

4月には祖父が亡くなった。
祖父は昨年春までは元気だったが、夏前に箸を落としたり、転んだりするようになり、治療のために入院したら、一気に進行して要介護になってしまった。
私はおじいちゃんっ子で、祖父の影響をかなり受けている。
高校時代には毎日送り迎えもしてもらったし、本当に世話になった。
最期は意識の混濁も見られたけれど、穏やかで優しい祖父のままだった。

去年から今年にかけて、家族や自分の老後について考えることが増えた。
漠然とした不安に焦点を合せない様にしてきたけれど、そろそろそういう訳にもいかなくなってきた。

新ジャンルの開拓

私は人から勧められたものは、自分が知らないジャンルほど積極的に吸収するというポリシーを持っている。
去年から今年にかけて、友人の影響でアニメや2.5次元舞台に手を伸ばすことができた。
まだあまり分かっていないので違うかもしれないが、2.5次元舞台は演者がキャラになりきるところが重要で、観客も演者自身の個を見せないことを望んでいるように感じた。同じ舞台でも色々あるのだな。
私は、キャラに思い入れる力がまだまだ弱くて、どうしても演っている人の方に興味を持ってしまうが、そこはあまり前面に出て来ないのが歯がゆい。

人に勧められたものを見聞きしていると、自分の好みが分かってくるのが面白い。
今後も、誘われたら二つ返事で乗っていきたいと思う。

うつわに対する興味

今年、一番はまったのは食器だ。
写真を好きになってから随分長くなったので、何か進歩をと思い、今年は「料理を美味しそうに撮れるようになる」をテーマにしていた。
書籍でコツを勉強したり、光の向きを工夫してみたりしていたのだが、まず美味しそうなテーブルが必要だと分かった。
写真になると皿の手前の余白が大きく写るので、リムが広すぎず狭すぎずの皿を選んだり、皿の高さに変化がないとつまらないので色んな小鉢を物色したりしている内に、食器にはまってしまった。
いい食器に盛ると、何てことない料理が美味しそうに見えて満足感がある。
うつわ沼は深そうだが、収納スペースという物理的な枷があるので、何とか制御している。

結局、本来の目的の料理写真の方はあまり進歩していない。
自然光ならばそれなりに撮れるのだが、家のダイニングの照明が暗くて、夜の写真が上手く撮れないので、来年はここをどうにかしたい。

ぶり大根

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