今日は帰りに急行に乗ったのに各停に乗った気分で本を読んでいて、随分乗り越してしまった。
帰ってきてから大林宣彦監督の『ふたり』を観た。主人公の石田ひかりが、最初おっとりしていてグズなのに、段々しっかり者になっていくというお話なのだが、最初の方の喋り方がほんとにのろのろしてて、演技だと分かっていてもイライラする。石田ひかりの親友役の子の笑顔が良かった。あと岸辺一徳が良かった。結構面白かった。ただ一つ受け入れられなかったのは、もうパロディでしか成立しなくなっている「友情で抱き合っている二人、そして周りのみんなが拍手」というシーンだ。あまりに恥ずかしくて、つい「うわー」っと言ってしまった。
森博嗣著『今夜はパラシュート博物館へ』読了。