またしても3月半ばになってしまったが、2月にあったあれこれを記録しておく。
イベント・ライブなど
言語遊戯王8
3日に、中野サンプラザで開催された『言語遊戯王8』に行ってきた。南海キャンディーズの山ちゃんが主催のお笑いイベント。普段お笑いイベントにはめったに行かないが、お笑い芸人以外にもピエール瀧、スチャダラパーBOSE、ももいろクローバーと気になる人選だったので、平日18時開演という無茶な時間にも関わらず行ってきた。
ピエール瀧が、ミュージシャン枠というよりお笑い芸人枠の戦いをしていて、優勝しなかったけど私の中では一番面白かった。あとももクロちゃんが、完全アウェーの中でお客さんとの掛け合いが必要な自己紹介をしていて、ファンの人の熱い声も相まって少し泣いた。
TBS RADIO タマフル presents ライムスター『R-10』~POP LIFE Release Event~
10日にライムスターとラジオ番組「ウィークエンドシャッフル」のイベントに行ってきた。
舞台上にラジオスタジオのセットを造りこんで、ラジオ風コーナーとライブを交互に行う構成。Mummy Dさんとの写真対決でしまおさんが出した、「普通に撮ったのに左右対称に見える顔」はさすがのセンスだった。文字では伝わらないが。
ライブパートは全て発売前のアルバムの曲だったのだが、既に盛り上がっていて、ステージ上もすごいけど客席もすごいと思った。
Developers Summit 2011
今年は仕事の関係で2日目の午前中しか行けなかったが、和田さんのセッションを聴いてモチベーションを上げることができたので良かった。写経しよう。
今年はHadoopが盛り上がってるなあ。あと「そろそろ関数型言語をやらなきゃやばいな」と思ったので『プログラミングScala』を購入した。
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映画
冷たい熱帯魚
観てる途中から「こういうのが観たかったんだ!」と思う作品だった。
でんでん、吹越満、黒沢あすか、神楽坂恵、渡辺哲などのキャストが、一部の隙もなく本気の演技をしていて、時間が短く感じた。愛犬家連続殺人事件を下敷きにしていて一見重そうな感じがするが、見終わった後は何だか爽快な気分になった。娯楽作だと思う。チャッカマンと防虫スプレー使って、ロウソクの火を一気に点けるシーンがかっこよかった。あれやってみたい。
ソーシャル・ネットワーク
久しぶりに会話劇を見た感じがした。
マーク・ザッカーバーグがアスペルガー症候群っぽく描かれていて、無感情に言葉を交わしている感じが小気味良かった。facebookが開発されてた頃の自分を振り返ると、既にキヌガサとかmixiとかのSNSにはまっていた。アメリカではMySpaceが盛んだった気がする。そう考えると、facebookは結構後発な感じがするけど、どういう経緯でMySpaceを追い抜いたのかとかは全く出てこなかった。そういう映画じゃないからいいけど。
観終わってから町山さんのpodcast(見終わった人向け)を聴いたら、より深みが増した。「市民ケーン」と「アニマルハウス」が観たい。
GANTZ
全体的に安っぽいのが気になってしまった。あと単純に展開が無くてつまらない時間が長いと思う。Ⅱの予告には面白そうな要素がいっぱいあったので、1本にまとめて欲しかった。
主人公が才能を授かっているのか、普通の人が頑張っているのかが判然としなかったのだが、原作を読んだら分かるのだろうか。もし後者ならば意図的なのかもしれないが、訓練シーンが地味で全然盛り上がらなかったのが残念だった。
吉高由里子が周りの人の感情を顧みないである行動をするシーンは、衝撃的で思わず笑ってしまった。あんなことされたら注意もできないし。
あと松ケンの弟役の子が食事中にお茶碗を一回重ねようとしてやめるところがあって、段取り間違いにしか見えなかったのだけど、あれ何だったんだろ。
とまあ、色々言ったけど最後に出てきた山田孝之に期待してⅡも観る予定。
その他
ももいろクローバー
2月で1番泣いた映像。
これは神聖かまってちゃんとの対バンのときに、7曲連続→MC→5曲連続と、息も絶え絶えに歌うことで勝負するももクロちゃん。
ちゃんと策を講じてかましてきたところに感心した。正直ここまでやるとは思ってなかったので「すいませんでした!」と思った。
しかし、「若い子が頑張って踊っているところを見ると泣いてしまう」という感情はどこから来るのか。まあ「歳をとった」ということと無縁ではあるまい。